【フィリピン】 マニラの墓地で生活する住民!!
こんにちは、FITNESS ENGINEERです!
前回、フィリピンマニラのスラムツアーに参加した話を書きましたが、今回は墓地で生活する住民についてです。
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墓地で生活する?
マニラにはスラム地域が無数に点在しています。私が行ったバセコ地区は比較的治安の良いスラムでしたが、危険なスラムもあります。スラムへ入ってきた部外者が標的になるだけではなく、そこに住む住民が被害者になることもあるそうです。そこで、安全な場所を求めて移動して来た先が、、、墓地です!
なぜ安全なのか?
墓地への入口は大通りに面した1箇所しかありません。その為、泥棒や強盗など不審者が入って来ればすぐに気がつきますし、逃げ道が1箇所しかない為、仮に何かを盗まれても入口付近で捕まえることができます。このような墓地特有の立地が、安全な場所を求める貧困層とマッチし、住みつくようになりました。しかしながら、ここに住む事は完全にイリーガル!!違法です。
墓石をテーブルがわりにしてお店を開いている住民もいました。この墓地の中で生活する人向けの個人商店です。街中の露天商と変わらぬ品揃えです。
生活感溢れる洗濯も見つけました。お墓とお墓の間に洗濯機が設置されています。
安全を求めて辿り着いた先が墓地というのは、日本人が昔、困ったらお寺で助けてもらう感覚に近いのでしょうか。でも、フィリピン人の生死感は日本人とはきっと違った感覚なのでしょう。
墓地ツアーに参加する方法がある
フィリピンの貧困支援NGO「スモーキー・ツアーズ」が主催する墓地ツアーもあります。
このツアーに参加すると英語ですが墓地で生活している人の話や住み始めた成り立ちなどを解説してもらえます!
次回は、今はなき、スモーキーマウンテンの跡地を見に行ってみた話を書こうと思います!
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