【インド 】ドビーガードへ行ってみた!

こんにちは、FITNESS ENGINEERです!
インドのカースト制度の象徴!ドビーガードへ行ってみました!

Contents

ドビーガードって?

ムンバイの高層ビル郡の中にちょー原始的な光景が広がっています。「Mahalaxmi駅」を降りてすぐ近くに塀に囲まれた異様な場所があるのですが、ここがムンバイ最大級の洗濯所「ドビーガード」です。学校でインドの「カースト制度」について学んだことがある思いますが、「洗濯」を業とした人たち(ドビー)が今もこの「ドビーガード」と言われる洗濯場で生活をしています。カースト制度は既に廃止されていますが、長年の慣習をすぐに変える事はできないようです。

ドビーガード

ドビーガードの入口へ!

全面塀に囲まれているため、入口は1箇所です。なぜ塀で囲まれているのか?明確な答えは分からないのですが、洗濯を業としている人(ドビー)の人たちは<汚いもの>を洗う仕事の為、カースト制度的には低い位の仕事だったそうです。その為、周りから隔離差別され塀に囲まれた中で生活をしているという説があります。ムンバイ市内の病院やホテルから汚れた洗濯物がここに集められ、一括で洗濯がされたものは翌日には市内の様々なところへキレイな状態で返されるそうです。しかしながら、最近は洗濯機を買って個人で洗濯が手軽にできるようになった為、ドビーの人たちの仕事が劇的に減っているという話も聞きました。ドビーガードの中に入るにあたって、いくつか参考となるブログを読みましたが、塀の中を見学するには「入場料」を払う必要がある!と書いてあり、ちょっと身構えました。観光の外国人はドビーガードが一望できる橋の上にはたくさんいますが、確かに中に入ってみている人は一人もいませんでした。

ドビーガードの中

いざ、突撃!

あるブログでは入った瞬間に門番のような人が入場料を請求してくる!と書いてあり、慎重にゲートをくぐったのですが、、、特に何も言われずスルーで中に入れました!

ドビーガード2

夕方に立ち寄ったため、洗濯をしている人の姿はありませんでしたが、ちょー原始的な洗濯スペースが建ち並んでいます!

ドビーガード3

洗濯物を脱水しているのでしょうか、積み重ねて置かれているのを見つけました。

ドビーガード3

1階が洗濯場、2階が生活スペースになっています。手洗いをすると手が荒れたりしますが、ここで洗濯をしているドビーたちは毎日大量の洗濯洗剤を素手で触っています。健康被害も出ているようで、生活環境としては決していいとは言えません。しかしながら、高度な教育を受けられるだけのお金や環境がないため、ドビーたちはそのほかの仕事を選択する可能性が極めて低く、また、収入も少ないためその子供たちも同じ仕事を引き続いて行うことが多いそうで、この悪循環から抜け出すことが社会システム的にかなり難しいようです。

インドの貧富の差を象徴!

ドビーガードとビル群

高度経済成長をしているインドの光と影が感じられる場所です!ムンバイに行かれる予定の人は見に行くことをお勧めします。いろいろ考えさせられます!

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Fitness Engineer

こんにちは!FITNESS ENGINEERです! 普段はエンジニアとして仕事をしています! 趣味は筋トレです! 旅行が好きで、よく一人旅に出かけます!

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